天体データ

【準惑星】ケレスの基本情報

準惑星 ケレス

ケレスは、1801年に火星と木星の間に発見された。
準惑星の1つで、小惑星帯に位置する最大の天体です。
2015年からNASAの探査機『ドーン』が観測を始め、実像も明らかになっています。

ケレスの基本情報

直径 959km
質量
9.445×1020kg
密度 2.05g/cm3
表面重力
0.03G
表面温度 -40℃以下
地上気圧
極僅か
平均軌道半径 4億1394万km(2.77AU)
平均軌道速度
17.91km/s
公転周期 4.60年
自転周期
9.08時間
軌道傾斜角
10.59°
離心率 0.08
アルベド
0.11
赤道傾斜角 不明
衛星の数 0個
主要構成物質 珪酸塩(核・地殻)?、H2O(マントル)?
主要大気組成 不明

※㎞2=平方キロメートル、g/cm3=グラム 毎 立方センチメートル
km/s=キロメートル毎秒

ケレスの軌道

ケレスの軌道

出典:Wikipedia

青色の点がケレスの軌道。
赤色の軌道は惑星(内側から水・金・地・火)、一番外側の軌道は木星。
ケレスは、火星と木星の間にある『小惑星帯』と呼ばれる領域に存在しています。

地球と比較をしてみよう!

ケレス 比較
比較 ケレス 地球
直径 959km 3474km 12756km
質量(重さ) 9.445×1020kg 7.348×1022 kg 5.974×1024kg
▼地球・月と比較してみるとこのような結果に。

▼地球
直径=地球の約0.07倍
・質量(重さ)=地球の約0.0001倍

▼月
直径=地球の約0.28倍
・質量(重さ)=地球の約0.013倍

準惑星の定義って??

準惑星
  • 準惑星とは・・・
    惑星のように太陽の周りを回っていて、小惑星などと違い大きく丸い形をしている。また、惑星ほど重力が強くないので近くの天体の運動に影響を与える力が弱い。そして衛星でもない天体。

準惑星の定義
(1)太陽の周囲を公転している
(2)十分大きい(重い)ために、自分の重力でほぼ球形をしている
(3)自分の軌道から他の天体を掃きだすことができなかった

2009年1月現在、準惑星に分類されている天体は、
冥王星、エリス、ケレス、マケマケ、ハウメアの5つ

話題になった、ピラミッド・光り輝く謎のスポット

  • ピラミッドについて・・・
    山の直径は20㎞・高さは最大5㎞。
    後に、ドーム状である事が判明し『アフナ山』と名付けられましたが、
    このような突出した山が形成された謎は説明がついていません。
  • 光点について・・・
    専門家の間で「凍った湖」「クレーター」「山」などと意見が割れていたが、正体は炭酸塩鉱物らしいという研究結果が発表されている。

その他の情報

※判明次第こちらに追記したいと考えています。

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