どうも!かちめも です。
今回取り上げた疑問は、
『水星は公転周期(1年)が88日なのに、なぜ一日が176日になるの?』
この疑問についてのまとめ記事を作ってみました。
【疑問】水星は公転周期(1年)が88日なのになぜ一日が176日?になるのでしょうか
補足
太陽の周りを一周して元に位置に戻るのを1年といいますよね その一年より一日の方が水星は長くなると聞きました
一日とは自転して元の位置に戻るまでの時間のことだと思うのですが
出典:Yahoo!知恵袋
みんなの反応 4選
水星の公転周期(88日):自転周期(58日)=3:2 でロックされています。
したがって 公転周期の2倍、自転周期の3倍で最小公倍数の176日で一昼夜になります。
本来であれば公転周期=自転周期となる潮汐ロックが働くはず(月の公転周期と自転周期のように1:1になっているものは太陽系内に非常にたくさんあります)ですが、たまたま水星軌道の離心率が高いこと、水星の赤道方向が少し膨らんでいることで自転周期が88日になるまえに固定されてしまいました。
太陽が空を一周して同じ位置に戻ってくるまで=1日です。
水星が自転することで水星の空における太陽の位置が変わっていくのですが、水星が公転することでその位置の変化に遅れがでます。結果的に自転1回半したところでようやく半日が過ぎるということになります。1日であれば自転3回ですので176日というわけですね。
南中と言うのは太陽が真南に来ることです。
この既述からも分かるように、
一日はあくまでも惑星上で見る太陽を基準にしていて
惑星の自転周期が一日というわけじゃないんです。
関連ツイート(管理人が厳選しました)
水星は太陽系惑星の中で最も太陽の近くを回る惑星
公転周期は約88日(地球で88日経過しているうちに水星は太陽のまわりを一周する)とてもせっかちで足の速い星。 pic.twitter.com/RGCh9Rj0IV
— コイル (@coil_nat) June 8, 2018
水星は約88日で1年が終わる
けれど自転が極端に遅い為
日の出から日没までに
約176日かかるby水曜日、水星担当の翔#Solar嵐今日の宇宙 pic.twitter.com/MxziyPAX04
— Solar system (@solarsystemar__) 2015年3月4日
質問に対しての回答(ベストアンサー)

出典:Yahoo!知恵袋
まとめ
- 水星は自転周期が58日、1日の長さが176日と、倍以上の差がある。
公転周期が88日なので、公転周期(水星の1年)より水星の”1日”が長いという理解に苦しむ動きをしている - 一日の定義は太陽南中から次の南中まで。南中と言うのは太陽が真南に来ること。
・自転してもとに戻るまでの時間=1日ではない
・太陽が空を一周して同じ位置に戻ってくるまで=1日
以上、管理人が重要ポイントをまとめました。