みんなの疑問

水星はその名称に反して全質量の2/3が鉄で出来ているのは本当?

水星 鉄

どうも!かちめも です。

今回取り上げた疑問は、
『水星はその名称に反して全質量の2/3が鉄で出来ているのは本当?』
この疑問についてのまとめ記事を作ってみました。

【疑問】水星(彗星ではない)はその名称に反して全質量の2/3が鉄でできているそうですが本当ですか。

質問

出典:Yahoo!知恵袋

みんなの反応 4選

本当です。

水星は、太陽系で最も太陽に近い惑星です。そのため、太陽系の惑星ができるとき、水星付近の原始太陽系星雲は最後まで高温でした。
金属(鉄)の融点は岩石の融点より低いです。したがって、原始太陽系星雲内の水星ができるところでは、岩石はなかなか固体微粒子にならず、活動し始めた太陽の圧力(太陽風)によりガスのまま吹き飛ばされてしまったのです。
そのため、水星は、地球型惑星の中で、最も岩石の割合が少ない(=金属(鉄)の割合が多い)惑星となったのです。

水星は惑星としては大変小さいため「平均密度」は低い(自重で内部が高圧にならない)ものの、「コア(核)」の占める割合は大変大きいと考えられています。

なにしろコアの占める割合が極めて大きな惑星なので必然そうなります。
そのわりに密度が地球とどっこいなのは惑星胚形成から大規模な天体衝突が無くコアとマントル層が外からの大きな圧力がかけられることなく固体化してしまったためと考えられます。

関連ツイート(管理人が厳選しました)

質問に対しての回答(ベストアンサー)

回答

出典:Yahoo!知恵袋

まとめ

重要ポイント

  1. 水星には、全質量の70%、直径の75%を占める鉄とニッケルで出来た月の大きさに匹敵する核がある

以上、管理人が重要ポイントをまとめました。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です