天体データ

【準惑星】ハウメアの基本情報

ハウメア

ハウメアは、2003年に発見されたカイパーベルト天体。
平らな葉巻のうな形状をしており、衛星を2つ持っている。
高速で自転(
たった4時間)している為、遠心力で形状が細長くなったのではと言われています。また、2017年に、準惑星としては初めて環が発見されたことが報告された。
環は、ハウメア上空1,000 kmの軌道に70 kmほど幅で広がっていると考えられている。

ハウメアの基本情報

分類 太陽系カイパーベルト天体準惑星(冥王星型天体)
3軸径 1,960 × 1,518× 996 km
質量
4.006×1021 kg
密度 2.60~3.34g/cm3
表面重力
0.045G
表面温度 -241±3℃
平均軌道半径 64億3759万km(43.03AU)
平均軌道速度
4.48km/s
公転周期 282.29年
自転周期
3.92時間
軌道傾斜角
28.22°
離心率 0.197
アルベド
0.5~0.7
赤道傾斜角 不明
衛星の数 2(ヒイアカ・ナマカ)
主要構成物質 岩石、氷[H2O]等?
主要大気組成 不明

※㎞2=平方キロメートル、g/cm3=グラム 毎 立方センチメートル
km/s=キロメートル毎秒

地球と比較をしてみよう!

準惑星 地球 比較
比較 ハウメア 冥王星 地球
直径 1632km 2390km 12756km
質量(重さ) 4.006×1021 kg 1.3 ×1022 kg 5.974×1024kg
地球・冥王星と比較してみるとこのような結果に。
比較結果
  • 地球
    直径=地球の約0.13倍
    ・質量(重さ)=地球の約0.00067倍
  • 冥王星
    直径=冥王星の約0.68倍
    ・質量(重さ)=地球の約0.31倍

ハウメアの軌道

ハウメア 軌道

ハウメアの軌道。
青がハウメア、赤が惑星(一番外側の赤は海王星)、黒が太陽。
高速で自転(3.92時間)しながら、太陽の周りを282.29年の周期で公転している。

出典:wikipedia

準惑星の定義って??

準惑星
  • 準惑星とは・・・
    惑星のように太陽の周りを回っていて、小惑星などと違い大きく丸い形をしている。また、惑星ほど重力が強くないので近くの天体の運動に影響を与える力が弱い。そして衛星でもない天体。

準惑星の定義
(1)太陽の周囲を公転している
(2)十分大きい(重い)ために、自分の重力でほぼ球形をしている
(3)自分の軌道から他の天体を掃きだすことができなかった

2009年1月現在、準惑星に分類されている天体は、
冥王星、エリス、ケレス、マケマケ、ハウメアの5つ

第1衛星ヒイアカ・第2衛星ナマカ

ハウメア 衛星

出典:Wikipedia

  • 第1衛星ヒイアカ・・・
    質量は母星の0.45%程度で、半径は160km以下。
    約49,880km離れた軌道を約49.5日周期で周回している。
  • 第2衛星ナマカは・・・
    質量は母星の0.05%程度で、半径は80km以下。
    約25,657km離れた軌道を約18.3日周期で周回している。

その他の情報

※判明次第こちらに追記したいと考えています。

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