水星は、太陽系で最も小さな惑星。
表面は灰色で乾いていて天体の衝突でできた無数のクレーターにおおわれている。
惑星の中では太陽に一番近く、太陽の周りを約88日で公転する。
目次
水星の大きさ(直径・面積・質量)ってどのくらい??
水星の基本情報 | |
直径 | 4879km |
表面積 | 7.4797 ×107 km2 |
質量(重さ) | 3.301 ×1023 kg |
平均密度 | 5.43g/cm³ |
平均気温 | -180度~+430度 |
公転周期 | 87.969日 |
自転周期 | 58.65日 |
太陽からの平均距離 | 1億4,960万km |
衛星の数 | 0個 |
※㎞2=平方キロメートル、g/cm3=グラム 毎 立方センチメートル
地球と比較をしてみよう!

比較 | 水星 | 月 | 地球 |
直径 | 4879km | 3474km | 12756km |
表面積 | 7.4797 ×107 km2 |
– | 5.100656×108 km2 |
質量 | 3.301 ×1023 kg | 5.974×1024kg |
地球と数値比較してみるとこのような結果に。
・直径=地球の約0.38倍(月の約1.4倍)
・表面積=地球の約0.14倍
・質量=地球の約0.05倍
参考:ウィキペディア
【画像】太陽系(8惑星)で比較をしてみよう!

太陽系8惑星を大きさ順に並べると、水星は一番小さな惑星です。
木星>土星>天王星>海王星>地球>金星>火星>水星 の順。
水星探査の歴史
▼マリナー10号
1973年11月、アメリカ航空宇宙局 (NASA) が打ち上げ。
1974年~1975年にかけて3回にわたり水星に接近し観測を行い、
惑星表面の特徴的な地形を数多く知らしめた。
また、水星には大気が存在しないこともこの観測で判明。
▼メッセンジャー

2004年8月アメリカ航空宇宙局 (NASA) が打ち上げ。
2011年、水星周回軌道に入り、以来2015年初頭まで観測を実施。
マリナー10号の調査では、水星の物理的な性質以外ほとんど分からなかった為、
水星を構成する物質、磁場、地形、大気の成分、などが調査された。
水星の北極に水の氷の存在を示す中性子を検出し、
氷が水星に存在することを示した。
▼ベピ・コロンボ(計画中)

宇宙航空研究開発機構 (JAXA) と欧州宇宙機関 (ESA) の共同プロジェクトによる水星探査計画。
予定では、2018年10月に2つの探査機MMOとMPOを同時に打ち上げ水星周回軌道に投入。
水星到達後に分離し、協力して約1年間にわたり水星を探査する。
・MMO(水星磁気圏探査衛星)=約285kgのスピン安定衛星
・MPO(水星表面探査衛星)=約357kgの三軸安定衛星
関連動画
みんなの疑問

■水星について、疑問をまとめたページを作りました。
【疑問内容】
・水星より小さい惑星ってあるの?
・なぜ水星のクレーターには「紫式部」や「清少納言」など日本人の名前がついてるの?
・水星」と「彗星」、どう違うの?など
みんなの疑問を覗いてみよう!
画像クリック、又は”こちら(みんなの疑問:水星)“から、確認できます。